📚 50代女性の「働き方を変える物語」シリーズ Vol.2
― 「働く」だけに頼らない、私なりの収入づくり ―
なぜフリマを始めようと思ったのか
フリマはずっと「購入者」としていて、
楽しく利用していました。
ここで、ほしい化粧品のサンプルや読みたい本を
少しでも安く手に入れていたのです。
ほしいものを「いいね!」しながら
ピックアップしていく。
「この商品を買いたいので、
〇〇円お値引きしていただけませんか?」
「いいですよ。お値段変更しました。
どうぞ!」
商談成立できたときはとても嬉しいです♪
ほしいものを格安で手に入れながら、
この嬉しさを積み重ねてきた私。
あるとき、ふと
「私も何かを売ってみたい」
と、思うようになりました。
「でも、本当に誰か買って
くれるのかしら?」
購入者から出品者になってみたいなあ。
意気込みはそんなになく、
本当に売れるのかしら?
でも売れたら嬉しいかも♪
ぐらいの気持ちでやってみたのです。
最初に出品したもの
最初に出品したものは、
もう使わくなった化粧品でした。
自分がフリマを利用するとき、
実際に化粧品、例えばローションや
乳液などを購入していました。
なので、初めて売るには
一番やりやすさを感じたのです。
初めての出品作業はかなり緊張しました。
写真はどんなふうに撮ったらいいのだろう?
とりあえず、商品をハッキリと撮ったり
裏の商品名や成分が書かれている箇所を
拡大して撮りました。
説明文も、この化粧品は〇〇年〇月に
購入したこと、
もう使っていない中古品であること、
残量が〇〇グラム残っていることなどを入れました。
最後に販売価格を入力して、
「出品する」ボタンを押す。
この押した瞬間、もう心臓がバクバクでした。
「本当に売れるのかな?」
初めて中古の化粧品を出品した後、
いつ売れるのか気になって何度も何度も
出品商品をチェックしていました。
出品してもすぐ売れるわけじゃない・・・。
「最初の経験」をしました。
やっぱりだめなのかなあ?
人が使った化粧品だから、
やっぱり抵抗ある人も多いと思うし・・・。
ちょっぴりテンションが下がりました。
写真の撮り方が悪かったのかなあ?
説明文がきちんと伝わらなかったのかも?
でも、もう少し様子をみようと待ってみました。
すると、スマホに
「〇〇さんに購入されました!」通知が届いたのです。
「うっそーー!!!」
「やったーー!!!」
出品者としての第1歩を踏み出すことができたのです。
家にあるものが「誰かにとって必要なもの」になる
化粧品は最後まで使い切ることが
できないこともあります。
今まで肌に合っていたものが、
急に合わなくなってしまった。
まだ半分以上残っているから、
このままにしておくのはもったいない気がする。
でも、更年期の肌は常にゆらぎやすいもの。
いつ使えるようになるかは全然分からない。
だったら、中古でも大丈夫な人に
使ってもらったらいいのでは・・・?
まだフリマがなかった頃だったら、
家族や知り合いの人に使ってもらう
という方法しかなかったと思います。
それでもだめだったら、
捨てるしかなかったかもしれません。
でも今は、いろんなフリマで中古化粧品を
売買することもできるようになりました。
今の時代は、自分の知らない人が、
知らない人の化粧品をほしいと思っているのです。
本当に時代はつくづく変わったと思います。
いろんな意味において
「新しい選択肢」が増えたのだと感じます。
「自分のいらなくなったものは、
誰かにとっての必要なもの」
そんなふうに思えたのです。
🍀理恵子さん語録
「自分のいらなくなったものは、誰かにとっての必要なもの」
フリマをやってみて分かったこと
フリマを実際にやってみて
分かったことがあります。
商品の写真はどんな感じに撮ったらいいのか、
最初はよく分かりませんでした。
商品の説明もどんなふうに書けば、
購入者の方に伝わるのかもよく分からなかったのです。
でも、自分が購入者として利用していた時、
その出品者さんの写真の撮り方や
読んだ商品の説明のことが、
うまく私に伝わったことを思い出しました。
それをお手本に、写真撮影と説明文を
書くように工夫をしてみたのです。
値段を自分でつけるのも、
ちょっと難しい作業です。
いくらで売れたかを調べて、
後から価格調整をする工夫もやってみました。
そして買ってくださった方へ、
商品が破損することなく無事に届く
梱包の仕方も身につけることができました。
「ていねいに梱包してくださって
ありがとうございました」
という購入者さんからの評価をもらえて
とてもありがたく思えましたし、
次にその方法を活かしていこうと思いました。
また、ビニールのプチプチでくるんだ商品を
定形外郵便で送るだけでなく、匿名配送という
昔にはなかった、知らない人へ送ることのできる
方法も初めて利用したのです。
さらには
「購入者さんへ無事に届けられて、なおかつ送料がなるべく安くなる方法」
という視点も入れて、発送をすることも
できるようになりました。
商品出品から購入者さんのもとへ商品が届くまで、
こんなにいろんな作業や思いがあるのかと、
やってみるまでは気が付かないことを
経験することができたのです。
「売る」ということへの抵抗がなくなった
今までフリマでは「購入する」ことしか
やったことがなかったので、
「出品する」ということには
ちょっと不安もありました。
今回のように中古の化粧品を売るとなると、
もしかしたら購入者さんから何かしらの
クレームを受けることになるかもしれない、
とも思ったのです。
そういう中古品に自分で考えて値段をつける
ということも、最初はどのくらいの値段に
すればいいのかさっぱり見当もつきませんでした。
でも、自分が使っていた化粧品が実際に売れて、
無事に購入者さんのもとに届いて感謝の言葉も
いただけるようになりますと、少しずつ
売ることが楽しくなってきたのです。
「じゃあ、次ももう1品出してみよう!」
そんなふうに、楽しく続けられるようになりました。
「これも売れるかもしれない」が「今でも売れる」ようになった
出品したり、商品が売れたり、
購入者さんから感謝の言葉をもらえるように
なった私はこんなふうに直感しました。
「私のハンドメイド
アクセサリーが売れるかも・・・!?」
私は趣味でハンドメイドアクセサリーを
作るのが好きです。
好きを仕事に活かしてみようと思ったのです。
でも実際に作って販売を始めましたが、
さっぱり売れません。
何カ月もかけて売れたとしても、
ほんの数個ぐらいだったのです。
「自分の好き」と「売れる」はまったく別物
だということに気がつかされたのです。
かけるハンドメイド資材のお金と制作時間、
売り上げのことをこの経験を通して学ぶことができました。
そして、自分が作ったアクセサリーを
販売することは諦めました。
でも、この経験を通して一つ思いついたことがあります。
それは、
「ハンドメイド資材を販売すること」
自分の作品は見事に売れなかったけど、
作り手としてこういう資材やパーツがあると
とても作品が作りやすいというもう一つの
経験を持っています。
なので、次はこの経験を活かしたいと考えたのです。
どこで、どんな資材やパーツを仕入れて、
どのくらいの価格で販売するかが
とても分かりやすいからです。
仕入れから購入者さんのもとへ
届くまで、今までの経験が一つも
無駄なく生かすことができる。
そのうえ、低額資金から始められるメリットもあります。
これは、これからも続けていける
収入の得方の一つになるかもしれない。
そんなふうに思えたのです。
🍀理恵子さん語録
「自分の好き」と「売れる」はまったく別物
フリマで得たお金が、自分の生活に戻ってきた
フリマで商品が売れますと、
システム利用料が差し引かれた金額がもらえます。
基本的に私は高額になるものは販売することがありません。
なので、ほんの少しずつ売り上げが入ってくる感じです。
そのちょっとずつ入った売り上げはカフェで
自分をねぎらうためにも使っています。
「自分で作った小さなお金で、
自分を楽しませる」
派遣の仕事で得る収入とはまた別の喜びが感じられます。
カフェでリラックス、気分転換をしたら
「また、次も頑張ろう」
そんなふうな気持ちになれます。
小さなお金だけど大きな豊かさを感じられ、
それが日常を循環してとても心地よさを
得られるようになりました。
🍀理恵子さん語録
「自分で作った小さなお金で、自分を楽しませる」
「お金を生むもの」は特別なものだけじゃなかった
最初はフリマでものを売るということが
少し不安だったのですが、それほど大変さは
ありませんでした。
何回かやっているうちに、徐々にできるようになり、
何か特別な才能がなくてもできたのです。
最初にやってみた中古の化粧品を売ること、
売れたり買ってくれた人から感謝の言葉をもらえたこと、
ハンドメイドアクセサリー販売の失敗が、
何を売ってそれを長く続けられるかを教えてくれたのです。
私はお金というものはたくさんパワーや時間や苦労
というものがないとめぐってこないものだと思っていました。
でも、そんなものはなくてもちゃんとめぐってきました。
自分にとって別に普通だったり、
それほど意識していなかったこと
そんなことに価値があることに気がついたのです。
🍀理恵子さん語録
「自分にとって普通だったり、それほど意識していなかったことにも、価値がある」
「お金を生むもの」は特別なものだけじゃない
フリマを通して、人とのつながりも生まれた
フリマでたった一つだけでも商品が売れたら、
購入者さんとのやりとりが始まりだします。
「購入させていただきました。よろしくお願いします。」
「ご購入くださいましてありがとうございます。」
このやりとりは慣れましたが、今でもとても
嬉しさと楽しさがあふれる瞬間でもあります。
最初の頃はこんなやりとりがほとんどでした。
しばらくしますと
「こっちの商品とあっちの商品半分ずつを売ってほしいです」
そんなリクエストも入ってくるようになりました。
「この間の商品はまた出品予定はありますか?ほしいんです」
そんな質問もいただくようになりました。
さらに長く続けていますと、ありがたいことに
リピーターの方もついてくださるようになりました。
「この間はありがとうございました。またお願いします。」
「再びご購入くださいましてありがとうございます。」
こんなやりとりもでてくるようになったのです。
「この人からまた商品を買いたい」
そんなふうに思ってくれる購入者さんも増えてき始めました。
数々のやりとりがあふれる場所・・・。
フリマはただ単にものの売買をするだけでは
なかったことに気づかされるようになったのです。
フリマを続けて、自分の見方が変わった
私は自分には特に何か秀でたものなんてない
と思っていました。
正社員の仕事が務まらず、
ずっと派遣でしか働くことができませんでした。
その派遣ですら、短期へとなってしまいました。
私は、何か特別な才能があるわけではないけど、
フリマは毎日楽しみながら続けられて、
あの日曜日の夜の憂鬱さが
まったく感じられないのです。
もしかしたら、
「私にはほかにできるものが
あるかもしれない」
もう少しだけ、探してみたいという気持ちが
出てきはじめました。
🍀理恵子さん語録
「私にはほかにできるものがあるかもしれない」
次のVol.14では
フリマを楽しめるようになったことで
「自分でもできることがある」
と気づくことができた私。
この経験から、私はさらに別のことにも
興味を持つようになりました。
次は、どんなことに興味を持ったのか?
実際にやってみてどんな感じだったのか?
それはこれからも続けられそうなことなのか?
今回のフリマと同じで、実際にやってみて分かったこと、
驚いたことや戸惑ったこと、
私の言葉で、感じたことを書いていきます。
📚「50代女性の働き方を変える物語」シリーズ
Vol.2 派遣を辞めたいと思った私が、短期派遣という働き方を選んだ理由
Vol.3 60歳までに派遣を卒業したい私が今準備していること
Vol.4 50代女性が「疲れない働き方」を選ぶようになった理由【働き方を見直した私の体験】
Vol.5 50代になって「6~7割できれば上出来」と思えるようになった私
Vol.6 50代になって「できない自分」を受け入れたら心が軽くなった
Vol.7 50代になって「人と比べること」をやめたら心が穏やかになった
Vol.8 50代女性が派遣だけに頼らず、小さな収入を育てようと思った理由
Vol.9 50代になって「自分のペース」で生きられるようになった
Vol.10 60代を笑顔で迎えるために50代の私が続けてきたこと
Vol.11「もう無理をしない」と決めた私が始めた、4つの小さな収入づくり
Vol.12 ブログを書く。自分の気持ちを整理しながら、少しずつ形にしていった
Vol.13 フリマを始めて、自分の中にあるものに気づいていく
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☆コーヒーブレイク☆

