📚50代女性の「働き方を変える物語」シリーズ Vol.9
― 自分を責めることを卒業し、自分らしい人生を取り戻す記録 ―
若い頃は、なぜかいつも誰かや見えない何かと比べていました。
仕事も、収入も、人生も。
「もっと頑張らなければ」
そんな気持ちで走り続けていたように思います。
でも50代になった今は、
少しずつ「自分のペース」で生きられるようになりました。
若い頃は「頑張ること」が当たり前だった
私は職場では周囲との輪を崩さないように、
話すときは気を使いながら
当たり障りのないようにしていました。
なのでいつも気疲れしている上に、
仕事はスピード&効率重視でやらなくてはいけなくて。
「私はゆっくりでいいから
正確性を大切にしたい」
わざとがさつに仕事を進めて、
自分の本心を押し殺すこともありました。
ゆっくり正確に進めようとしたら、
「あの人は遅い。
仕事を怠けているんじゃない?」
もうちょっとどうにかしたら?的な視線を向けられたり、
こそこそ陰口をたたかれてしまうときもありました。
「こんな環境の中で働きたくない!」
と心の中で激しく思っていても
家賃の支払いがあるから
我慢して働かなきゃならない。
性格はさばさばしていて、人に何かを言われても
気にしないような人格を
演じながらしのいでいたのです。
もうこれ以上人にばかにされたり、
陰口をたたかれたりされたくない!
そんな環境の中にいたくもない!
そんなことが積み重なってきますと、
自分は何事もトロい
人よりいつもペースが遅れる
今まで気が付かなかっただけで、
実は人より劣っているのかもしれない
もう無意識のうちに人と比べてしまい、
知らず知らずのうちに、
自己肯定感が低くなり始めていたのです。
更年期をきっかけに考え方が変わった
体力も気力も以前とは明らかに違ってきている。
もうちょっとできることができなくなる。
というか、もうやりたくない。
その頑張りは、
本当に頑張らなくては
ならないことなのだろうか?
私はいつも「流される」ばかりではなく、
自分としっかり向き合うことにしました。
そうしますと、それは職場のことだけではなく、
自分の小さな日常の至るところにもあることに気づいたのです。
そしてこう思ったのです。
仕事のことも家事や
趣味のことでも、
人と比べるのはやめよう。
仕事だって早くできないものはできない。
そんなに早くできなきゃならないなら、
早くできる人にやってもらえばいい。
「あなたは仕事が遅いから
もう必要ありません。」
って言われたら、
契約を一方的に打ち切られても大いに結構。
そのくらいに腹をくくったのです。
そう思うようになりますと、私は自分の中の
「こうしたい。」
を大切にしたくなりました。
「じっくりやりたい」
「ゆっくりやりたい」
「ここはもう少し力を入れたい」
「ここはもう少し時間をかけたい」
何にどのくらい
時間や労力をかけたいのか?
ということに正面から向き合い、
自分のペースでやってもいい
ということを自分にプレゼントしたのです。
だからこそ、
「頑張る」のではなく、
「続けられること」を
大切にしよう。
と思うようになったのです。
自分のペースで暮らすようになって変わったこと
自分の中の「こうしたい。」
を大切にするようになった私は、
少しずつ人と比べることが少なくなってきました。
何にどのくらい時間や労力をかけたらいいのだろうか?
些細なことでも紙に書き出して、
自分に無理強いをしないスケジュールを
立てることもできるようになってきたのです。
そうしますと、
・ブログがこつこつと書けるようになった
・部屋の掃除も完璧じゃなくて、見えるところだけでもOKにする
・ハンドメイドアクセサリーは十分時間をとって制作を楽しむ
・そんな穏やか時間と並行して、配当金が少しずつ育っている
全部、
「少しずつ」
で共通しています。
人と比べなくなった
SNSを見ると、
もっと稼いでいる人
もっと活躍している人
キラキラしてすべてがうまくいっている人
そんなふうに見える人がたくさんいます。
でも、
私は私。
昨日の自分より少し前へ進めたら、
それだけで十分。
人と比べても意味がない。
人は人。
そう思えるようになってきたのです。
この記事を読んでくださった50代女性へメッセージ
50代は、
速く走る年代ではありません。
自分に合った歩幅で、
未来へ向かって歩いていく年代だと思います。
焦らなくても大丈夫。
ゆっくりでも大丈夫。
あなたのペースで歩いてください。
私も自分のペースで歩いていきたいと思います。
🍀理恵子さん語録
「自分のペースは、未来の安心につながっていく。」
次回は、「60代を笑顔で迎えるために、50代の私が続けてきたこと」について書きます。
📚「50代女性の働き方を変える物語」シリーズ
Vol.2 派遣を辞めたいと思った私が、短期派遣という働き方を選んだ理由
Vol.3 60歳までに派遣を卒業したい私が今準備していること
Vol.4 50代女性が「疲れない働き方」を選ぶようになった理由【働き方を見直した私の体験】
Vol.5 50代になって「6~7割できれば上出来」と思えるようになった私
Vol.6 50代になって「できない自分」を受け入れたら心が軽くなった
Vol.7 50代になって「人と比べること」をやめたら心が穏やかになった
Vol.8 50代女性が派遣だけに頼らず、小さな収入を育てようと思った理由
Vol.9 50代になって「自分のペース」で生きられるようになった
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