「朝起きたら、窓ガラスから白っぽい光が差し込んでいる・・・。」
私がまだ実家暮らしをしていた時、ある冬の時期に、雪がかなり降り積もったことがあります。
夜に気温が下がったところに、それはそれはたくさんの雪が降り積もったのでした。
耳には聞こえてはこないけど、別の感覚を通して聞こえてくる。
柔らかく空気を含んだ雪がしんしんと静かな音をさせながら・・・。
早朝、外に出ると冷たい空気が肌全体にしみわたり、畑一面に広がる真っ白な銀世界。
そこに、ちょんちょんとついた雀の足跡や野良猫の足跡・・・。
四方に囲まれた低い山の木々には、重厚な感じの雪がおおいかかぶさっているのが見渡せます。
こんな日は、小鳥たちが鳴く声がとても澄んでいて、いつもより遠くにひびきわたります。
積雪で交通機関が混乱していることなんかそっちのけで、この積雪にたくさんの見方や感じ方をする私・・・。
そんな私は、こんな私のことが大好きでした。
でも・・・
会社勤めが始まり出して、そんな私はこんな私のことが大嫌いになりました。
邪魔なのです。
この多様に感じるこの感覚が、「効率的な仕事の進め方」の足を引っ張るから・・・。
そして、私はこの多様に感じるこの感覚を感じないようにする努力を始めました。
物事を「頭」で捉えて、「感覚」を足蹴りにするような私へと変貌させていったのです。
そうしますと、ヘンな感覚が起こり始めました。
こんな状態になり始めると、いつもだったら「幸せだな~」って感じることが全然幸せじゃなくなってきたのです。
今まで好きだった雑貨たちを、「なに、これ! いらん!」ゴミ箱へバサッ!
この人は、いい人っぽくしているけど本当は人のことをばかにしている!
心がすさんできて、人のことも全然信用できなくなってしまいました。
やがては、「幸」も「不幸」もなく、ただただ「呼吸だけをして生きている」みたいな感じになってきたのです。
近年、「風の時代」という流れになってきたそうです。
私のように、たくさんの感じ方をするこの性質を大切にできる世の中になってくる時代のことのようです。
私は心をだいぶん元通りにすることができたけど、今でもまだ「本来の私の感覚」を感じることで、またあの「暗黒の感覚」が呼び起こされることもあります。
でも、だからといってこの「暗黒の感覚」をいらない感覚だといって、足蹴りにするようなことをするつもりはありません。
今では、そんな感覚もちゃんと認めて、「私の感じ方を大切にする私」へと進化しているから・・・。
いかがでしょうか。
「自分が感じる」ということで、「心のブロック」がガチガチに固まってしまい、つらかったり苦しい思いをしている人も多いかもしれません。
これからの「風の時代」と言われるこの時代が、そのブロックを雪解けの方向へ導いてくれるといいなと思っています。
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